2013.10.15
離乳食の進め方について
こんにちは。衛生士の林です。乳歯の萌出に伴い進む離乳食について今回はお話します。
<目的>
・母乳やミルク以外の食べ物を口に入れ、感覚を知ります。
・お口の外から入る食べ物の取り方を知ります。
・食べ物に反応して口唇や舌、下顎を動かす感覚を覚えます。
・食べる事の楽しさや興味を感じさせます。
・バランスのとれた栄養をとります。
・お口やアゴの上手な動きを覚えます。
<手順>
☆初期☆ まずは「アム」と取れること
時期→4,5ヵ月頃~慎重に始めます。
スプーン→お口の幅の2/3くらいの大きさを選びます。
与え方→自分の口唇「アム」と取らせる事が最初の目的です。
味付け→いりません。つけるとしてもごく薄味にして下さい。
☆中期☆ 「アム」の次は「もぐもぐ」を
食べ方→7,8ヵ月頃は口唇を閉じて「もぐもぐ」ができます。
調理方→食べ物の種類を増やして少しづつ形のあるもを加えます。無理して大人と同じも
のにすると噛まずに飲み込む事を覚えます。
☆後期☆ あごの動きが「カミカミ」に似てきます
食べ方→手づかみ、食べこぼしながらもこの時期の大切な経験です。
調理法→12ヵ月頃は形のあるものでも軟らかければ大人と同様の顎の動きで食べます。
コップ→こぼしながらも飲む事を覚えます。